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2012年9月19日水曜日

ビックリハウス Super 8 (Winter 1978)


ビックリハウス Super 9に続き、その前号を紹介。
目次では「第2回JPC展(日本パロディ広告展)作品カタログ」というのが出てきますが、これは当時、美術を志す人にとっては応募のしやすい公募展で、非常に人気がありました。この回の入賞者の方々の名を、できるだけ正確に挙げておきます。
日本写真文化協会 Japan Photo Culture Associationという由緒ある団体が、似た名前の「JPC全国写真展」を昔から本格的に開催していますので、たいへん紛らわしい。混同しやすい展覧会の名をわざと考えたビックリハウス側の、手に余るたちの悪さが改めて指弾されます。

後には間口を拡げ、「日本パロディ・カルチャー展」となります。パルコ(PARCO)の一貫した戦略がかつて成功をおさめたひとつのプロジェクト。
月刊「ビックリハウス」や、その別冊(別巻)の後続誌「スーパーアート」とその後に改称された「スーパーアート悟空(スーパーアートゴクー / スーパーアートゴクウ / スーパーアート Gocoo)」の書誌については、ビックリハウス Super 9 (Spring 1979)を御参照ください。


ビックリハウス Super 第8号 (1978 Winter)
ビックリハウス別冊
森=迷宮感覚/第2回JPC展カタログ

1978(昭和53)年11月10日刊(冬期号)、580円
表紙イラストレーション:吉田カツ

p. (1) 目次

p. (2) 「迷図」、関三平(Maze No. 36)

pp. (3-4) 広告

pp. 5-28 森=迷宮感覚
p. 5 (口絵、作者不詳)
pp. 6-7 評論:「森の画家たち」、中山公男
pp. 8-9 美術:「コラージュ」、合田佐和子
p. 10 美術:「オブジェ」、鈴木慶則、撮影=山崎博
pp. 11-13 詩:「暗黒賛歌」、田村隆一、イラストレーション=滝野晴夫
pp. 14-15 絵本:「FOREST」、鈴木康治
pp. 16-17 歌:「森傅圖」、須永朝彦、イラストレーション「妖精たちの森」、野中ユリ
pp. (18-20) 広告
pp. 21-23 評論:「<森>とは何か -グリムと賢治を手がかりに-」、天沢退二郎、イラストレーション=磯原育生
p. 24 随筆:「森の魔」、佐々木幹郎
pp. 25-27 創作:「迷宮の森の芝刈り」、赤瀬川原平
p. 28 随筆:「センチメンタル・オラウータン」(註:ママ)、糸井重里

pp. 29-35 狂気と建築
pp. 29-32 「書物の空間:アントニオ・ガウディ・コルネ(1852-1926)」、粟津潔
pp. 33-35 「1g essay 工事中であるものたちへの覚え書き」、松岡正剛

p. (36) 広告

pp. 37-67 第2回JPC展(日本パロディ広告展)作品カタログ:受賞・入選作品紹介
p. 37 JPC賞 塩谷秀行(横浜市)
p. 38 入選 福田直美(渋谷区)、入選 武市真先・朝倉毅(川崎市)、入選 南部俊安・戸漱秀昭・武田学(大阪市)、入選 伊藤清彦(北区)
p. 39 入選 よしだともひこ(藤沢市)、入選 武富謙二(福岡市)、入選 宮沢一郎(武蔵野市)、入選 井上資巳(渋谷区)
p. 40 パルコ賞 山県旭(横浜市)
p. 41 特選 小長谷朗彦(大阪市)
p. 42 入選 清水和男(杉並区)、入選 横山晃治(横浜市)、入選 信原真治(刈谷市)、入選 横山晃治(横浜市)
p. 43 入選 小林友征(北足立郡)、入選 山県旭(横浜市)、入選 小林友征(北足立郡)、入選 山県旭(横浜市)
p. 44 特選 八木沢重之(小金井市)
p. 45 特選 雪組・佐々木(渋谷区)
p. 46 入選 本山昌司(横浜市)、入選 本山昌司(横浜市)、入選 本山昌司(横浜市)、入選 本山昌司(横浜市)
p. 47 入選 染谷義紀(目黒区)、入選 吉田康彦(板橋区)、入選 宮野哲也(横浜市)、入選 菅谷健夫・須賀昌彦(千代田区)
p. 48 ダイヤトーン賞 坪井泰彦(上越市)、デルモンテ賞 浅野泰弘(川口市)
p. 49 スーパーニッカ賞 和田哲裕(豊島区)、アバロンヒル賞 マエダ・ヒオミ(大阪市)
p. 50 入選 西永奨(富山市)、入選 野上周一(神戸市)、入選 伊川英雄(小平市)、入選 加藤由記夫(葛飾区)
p. 51 入選 村上豊(京都市)、入選 村上豊(京都市)、入選 村上豊(京都市)、入選 今西雅文(神戸市)
p. 52 キャノン賞 町田哲(渋谷区)、キャノン賞 片上晴夫(神戸市)
p. 53 キャノン賞 竹林賢二(横浜市)、奨励賞 吉田良三(杉並区)
p. 54 入選 荒井孝昌(豊川市)、入選 山中宏文(東大阪市)、入選 浮田邦彦(新宿区)、入選 瀬戸理子(小田原市)
p. 55 入選 駒根木弘子(堺市)、入選 上口睦人(新宿区)、入選 大成留美(京都市)、入選 平野内智彦(渋谷区)
p. 56 奨励賞 浜崎哲治(福岡市)、奨励賞 加藤順一(国立市)
p. 57 奨励賞 中村豊(杉並区)、奨励賞 横山新一(川崎市)
P. 58 入選 長谷川裕一(横浜市)、入選 田中悦郎(小牧市)、入選 清水宏章(松戸市)、入選 佐々木誠(愛知郡)
p. 59 入選 寺嶋三重子(国分寺市)、入選 内田一秀(新宿区)、入選 野上碧(横浜市)、選外佳作 上口睦人(新宿区)、選外佳作 伊藤俊文(目黒区)
p. 60 佳作入選 山口せえご、佳作入選 新家公徳(広島市)、佳作入選 白浜誠一(福岡市)、佳作入選 平出孝(田無市)
p. 61 佳作入選 猥飢男(横浜市)、佳作入選 高村智(豊島区)、佳作入選 河根徹・新井功(江戸川区)、佳作入選 サコーカズオ(岐阜市)
p. 62 選外佳作 藤井えり子(京都府)、選外佳作 リノ・ルテ(尼ヶ崎市)、選外佳作 飯泉隆(千葉市)、選外佳作 松田正比古(箕面市)、選外佳作 佐藤博(八戸市)、選外佳作 森口英晴(小金井市)、選外佳作 加来義則(杉並区)、選外佳作 松野裕司(世田谷区)、選外佳作 藤原ゆーぞー(京都市)
p. 63 選外佳作 菊田哲(金沢市)、選外佳作 菅谷健夫・須賀晶彦(千代田区)、選外佳作 緒方和彦(世田谷区)、選外佳作 布施保宏(大田区)、選外佳作 戸崎利美(交野市)、選外佳作 山田晴樹(川崎市)、選外佳作 森谷統(東村山市)、選外佳作 杉本三智男(浜松市)、選外佳作 サコーカズオ(岐阜市)
p. 64 入選 宮島浩一(文京区)、入選 菊池弘光(名古屋市)、入選 古館陽子(三郷市)、入選 俊悦治(中野区)
p. 65 入選 河合悌市(新宿区)、入選 しのはらみちこ(杉並区)、入選 島田勲(横須賀市)、入選 多田正文(東大阪市)
p. 66 選外佳作 浜田良作(摂津市)、選外佳作 沢田コータロー(中央区)、選外佳作 小林友征(北足立郡)、選外佳作 竹友浩二(渋谷区)、選外佳作 つげ勝年(岡山市)、選外佳作 小林友征(北足立郡)、選外佳作 宮本悦美(大阪市)、選外佳作 寺西健治(文京区)、選外佳作 伊川英雄(小平市)
p. 67 選外佳作 橋詰里江(保谷市)、選外佳作 原真澄(三鷹市)、選外佳作 松永茂晴(船橋市)、選外佳作 安部清次(佐伯郡)、選外佳作 岡田清隆(渋谷区)、選外佳作 横山新一(川崎市)、選外佳作 山下雅章(宝塚市)、選外佳作 青野信夫(中野区)
p. (68) (SUPERMAN)

pp. (69)-77 第2回JPC展(日本パロディ広告展)選評座談 <状況を笑え>
出席:赤瀬川原平、粟津潔、福田繁雄、マッド・アマノ、しとうきねお、高梨豊、山口はるみ、司会:榎本了壱、撮影:山崎博
p. 71 受賞者一覧
p. 72 受賞者の略歴:JPC賞受賞の辞、塩谷秀行・柴山宜康
p. 73 受賞者の略歴:パルコ賞受賞の辞、山県旭;特選受賞の辞、小長谷朗彦
pp. 73-74 受賞者の略歴:特選受賞の辞、八木沢重之
p. 74 受賞者の略歴:特選受賞の辞、雪組・佐々木、山本としお
pp. 74-75 受賞者の略歴:キャノン賞、町田哲
p. 75 受賞者の略歴:キャノン賞、片上晴夫・野田耕司・南本艶子・旦昌弘・田川秀史;キャノン賞、竹林賢二;デルモンテ賞、浅野泰弘;ダイヤトーン賞、坪井泰彦
pp. 75-76 受賞者の略歴:アバロンヒル賞、マエダ・ヒオミ
p. 76 受賞者の略歴:スーパーニッカ賞、和田哲裕;奨励賞、浜崎哲治・酒井隆晴;奨励賞、加藤順一;奨励賞、吉田良三;奨励賞、中村豊
pp. 76-77 受賞者の略歴:奨励賞、横山新一

pp. 78-(79) 讀ムリ*新聞(*註:「ムリ」は「魚」ヘンに「売」)

pp. 80-(81) 朝目新聞

pp. (82-84) 広告

pp. 85-87 「発想について6:タイムトンネルに吹く風 日本画とグラフィックデザインの間」、佐藤晃一

pp. (88-89),  (92-93) 「木村恒久のヴィジュアル・スキャンダル6:HEGEMONY <覇権>」、木村恒久

pp. 90-91, 94-95 「スーパーニット」、山田峰子;撮影=中道順詩

pp. 96-97 「福田繁雄のグラフィック・トーア6 直線仕立てのフレンチ・ホルン」、福田繁雄

pp. 98-100 「HOW TO パロディ5:交差点の巻」、マッド・アマノ

pp. (101-102) 広告

p. (103) 季刊ビックリハウス Super バックナンバー

p. (104) 第2回JPC展(日本パロディ広告展)開催広告、編集ノート


もともとがパロディ誌のため、タイトルや投稿者の名前、投稿作品の内容などで一文字だけ違うのが誤植なのか、それとも本当に意図されたものなのかの見きわめがけっこう難しい。
当時の校正作業は大変であったろうと推察されます。

2012年9月15日土曜日

ビックリハウス Super 9 (Spring 1979)


ビックリハウス」という、紙質はあまり良くない雑誌(月刊誌)が1975(昭和50)年に発刊され、これは1985年11月の最終号(130号)まで続きました。「宝島」などと並び、当時に見られたサブカルチャーの隆盛のさまを代表して示す有数の雑誌のうちのひとつ。
最初はぺらぺらの雑誌だったのですけれども、すぐその後に投稿を広く募る独自の形式を採用し始め、かなりの人気となって、後に判型を大きくした別冊(別巻)が刊行されるようになります。これが季刊「ビックリハウス Super(ビックリハウススーパー)」で、1977年から1979年まで出版されました。
ビックリハウス Super」の後継誌(あるいは継続誌、継承誌)は月刊「スーパーアート悟空(スーパーアート Gocoo):スーパーアートゴクー、あるいはスーパーアートゴクウ」です。季刊から月刊へと変更され、最初はただの「スーパーアート」でしたが、第8号から「スーパーアートGocoo」に改称。1979年から1981年まで続きました。
後継誌は当初、「スーパーアート」ではなく、「ソピカ」という誌名を候補として考えていたことが知られています(cf. ビックリハウス Super 9、pp. 30-31、104:後述)。パブロ・ピカソ Pabro Picassoという、有名な現代絵画の巨匠のファミリーネームに基づき、このカタカナを単純に入れ替えただけの誌名は、視覚的なパロディの紹介に特化しようとしたこの雑誌の方向性を良くあらわしているように思われます。
似た命名の方法の代表はたぶん、Googleによるデジタル写真管理ソフトのピカサ Picasa

月刊「ビックリハウス」が栄えた歴史を知るには、

ビックリハウスアゲイン
http://www.ne.jp/asahi/gomasio/rf-2/bh.html

を訪れるのが一番です。「ビックリハウス」の刊行の後期に当時、編集作業に携わっていた管理人イノリンさんによるページ。雑誌から直接スキャンされた抜粋が具体的に掲載することも多々おこなわれていますから、とても重要。上記のHPでは、映像作家かわなかのぶひろ氏によるコラム、http://www.rundog.org/kawagochi/にて月刊「ビックリハウス」が世に公刊された経緯が詳細に披瀝され、まことに貴重な情報だと思われますが、現在はリンク切れの様子。

ここでは競合を避けるために、月刊「ビックリハウス」の別巻である季刊「ビックリハウス Super」が、季刊から月刊「スーパーアート悟空」へと変わる直前の最終号を紹介。
3誌を並べ立てて論じており、分かりにくくてすみません。検索の便宜を考え、タイトルのカタカナ表記も繰り返しています。

ビックリハウス Super(ビックリハウススーパー:ビックリハウス別冊)、季刊
発行:パルコ出版
編集:エンジンルーム
編集人:榎本了壱
出版期間:第1号(1977 [昭和52] 年1月)〜第9号(1979 [昭和54] 年2月)

後継誌:スーパーアート(第1〜7号)、後にスーパーアート悟空(スーパーアート Gocoo/スーパーアートゴクー、あるいはスーパーアートゴクウ:第8〜23号)、月刊
第1号(1979 [昭和54] 年5月)〜第23号(1981 [昭和56] 年3月)


ビックリハウス Super 第9号 (Spring 1979)
ビックリハウス別冊
JPC展作家競作集

1979(昭和54)年2月10日刊(春期号)、580円
表紙イラストレーション:中山泰

pp. (1)-2 目次

pp. (3-4) 広告

pp. 5-14 国際現在美術館 International Contemporary Museum 巨匠漫画展
p. 5 「偏執狂的批判的こまわり - サルマネール・ダレ」、島田勲
p. 6 「赤兵衛の叫び(フギャーッ!) - エドバーロ・モンク」、菊地弘光
p. 7 「耳を切る前の自画像 - ファン・コッホ」、河合悌市
p. 8 「摩訶呂尼法蓮僧之図 - 陳方志切」、小長谷朗彦+西田猛
p. 9 「スポーツカーを運転する天才バカボン - ノーミン・コックウェル」、中村豊
p. 10 「サラリーマンのいる風景1・2 - ヘルナール・ビュッファ」、マエダ・ヒオミ
p. 11 「パスカルの群れの少女 - ボール・ゼサンヌ」、山口せえご
p. 12 「つる姫の予感 - ネル・マグネット」、小林友征
p. 13 「キャプテン・ハーロックとクイーン・エメラルダス - モジリ・アネ」、竹林賢二
p. 14 「太陽の鉄兵 - 岡木大郎」、宮沢一郎

pp. 15-20 雑誌表紙パロディ
p. 15 「暗しの手帖 - 首つりひもは、どこのメーカーがよいか」、山県旭
p. 16 「太相撲 - 月面場所総決算号」、和田哲裕
p. 17 「COOKIN’ON - ミック・ジャガイモスープの作り方ほか」、八木沢重之
p. 18 「侍とメルヘン - 侍はタフでなければ生きられない」、浅野泰弘
p. 19 「ビッグ・クミッコ - <ブロマイド・レディ>」、浜崎哲治+酒井隆晴
p. 20 「ぷあ - 食後の静かなブーム『プアプリン』」、塩谷秀行+柴山宜康

pp. 21-27 特集 シーク・ア・ワード(言葉探し) Seek a word
p. 21 「アリスの生き物探し」、柳瀬尚紀
p. 22 「わが犬ピュスのあだ名いろいろ」、名木田恵子
p. 23 「レコード・レーベル」、大瀧詠一
p. 24 「小説のように」、日向あき子
p. 25 「言語の権化」、窪田僚
p. 26 「国定忠次の歌」、明石町先生
p. 27 「航海記」、日下部真紀子

pp. 28-29 「異見絵画論:レオナルド・ダ・ヴィンチ」、火野鉄平

pp. 30-31 月刊ソピカ10大公募規定
(「ビックリハウス SUPERは4月1日刊(5月号)より、ソピカと誌名も新たに月刊化します」)

p. (32) Seek a word 解答

pp. (33-34) 日刊どうも

pp. 35-36 日刊ちょっとスポーツ

pp. 37-39 「発想法について7」、戸村浩

pp. 40-41 「福田繁雄のグラフィック・トーア7 プルッツルと正十五面体」、福田繁雄

pp. 42-43 「迷図」、関三平(Maze No. 78)

pp. 44-49 「アメリカを遊園地と勘違いしては困る:アダルトコミックスの背景にあるもの」、マッド・アマノ

pp. 50-51 「映画=ナショナル・ランプーンのアニマル・ハウス」(執筆者不詳)

pp. 52-59 「シンボルマーク II」、制作=安部清次、マエダ・ヒオミ、山県旭、河合悌市、清水和男、加藤順一、南部俊安、武田学、吉川晶子、平野内智彦、宮沢一郎、和田哲裕、戸瀬秀昭、山下雅章、坪谷一利、清水健司
p. 52 安部清次、マエダ・ヒオミ
p. 53 山県旭、マエダ・ヒオミ
p. 54 清水和男、加藤順一、河合悌市
p. 55 マエダ・ヒオミ、加藤順一、安部清次
p. 56 山県旭、平野内智彦、加藤順一、南部俊安+武田学+吉川晶子、マエダ・ヒオミ、戸瀬秀昭
p. 57 山県旭、マエダ・ヒオミ、宮沢一郎、和田哲裕、加藤順一
p. 58 山下雅章、坪谷一利、清水健司、平野内智彦、南部俊安+吉川晶子、加藤順一
p. 59 坪谷一利、平野内智彦

pp. (60)-65 「ヴィジュアル・ファンタジイの新しい展開:コミックスとイラストレーションのあいだ」、小野耕世

pp. (66-68) 広告

pp. 69-73 ベスト・オブ・ビックリハウス1978、パロディ・コマーシャル総集編
p. 69 荒井孝昌、杉谷博士、桜桃太、富谷弘彰、甲斐智子、杉谷博士
p. 70 薬師神良行、小野寺紳、江渡加奈、高橋おさむ、水野はるみ、森多たかし、荒井勉、やなぎけいこ
p. 71 とみやひろあき、高橋浩徳、渡辺一恵、ゲランの光子、片桐沙恵子、辻昌宏、薬師神良行、きだまきし
p. 72 杉谷博士、村山晃史、モタイタカヒデ、斉藤淳一、加藤謙二、坂田洋子、のともあきら、高橋健治
p. 73 富谷弘彰、ジェントリー富沢、清水良郎、富谷弘彰、岩崎信幸、荒井雅視、権田均、のともあきら

pp. 74-79 ベスト・オブ・ビックリハウス1978、月例フォト・コンテスト総集編
p. 74 「あっち向いてホイ!」名和誠、「いらっしゃいませ!」金原司、「僕陸上部です。足? もちろん自信あります」おヨシ坊金時、「これ5杯が限度かな?」小林孝次
p. 75 「非常口」後藤大和、「燃料補給中」岡本史郎、「うっ、わ、我家が…」早坂幸一、「うっ、中々取れないこのマスク」石井文也、「誰でんねん。わてが、ねてる間にたんこぶ作ったのは!!」望月主悦、「我ら、偏向世代ッ!!」岩田邦彦、「立たされ坊主」曽根浩、「今月のベスト5」小野寺紳
p. 76 「非情ブレーキ!!」岡本省司、「すみからすみまでずずずいと……」小貝高妙子・和子、「ぼっ木」佐藤彰洋、「僕は、寝る子は育つという諺を信じております」中島弘人、「住宅難」金井康子、「親分、ほらあそこにUFOが!」坂田ピコ、「観察結果! 左より震度2、震度3、震度5!!」池田陽一、「人種差別ハンタ〜イ! 黄色人種だって駐車させてよ!」いまいずみゆう
p. 77 「新カップル––愛があれば年の差なんて……」杉谷博士、「僕写真写り悪いんだ」長尾勉、「異母兄弟」大島博、「これ本物の心霊写真でしょうか?」岡本幹哉、「ちきしょう! 接着剤が、効いてきやがった!」安藤岳志、「面白半分」中村幸一郎、「出口まで10ヶ月要!!」柳恵子、「無視––かわいそうな先生」(投稿者名記載なし)
p. 78 「オルカ」川崎豊志、「ママ、ここにもおしりがあるョ」山崎まこと、「今からうんこするんだから見るなよ」「うん」山口茂、「ワッハハ、ワシがミルク会社の社長じゃ」増田辺伊志代、「風見猫」井川正貴、「次の一手」高橋浩徳、「アンチ・ジャイアンツ」大木孝威、「金とひまをもてあます」三宅由希児、「母ちゃん! 長らくお世話になりました。わたしお嫁に行きます」高田風子、「ウ〜ウォンテッド!!」萩原麻理子、「愛してるよ」「あら、そんな所さわっちゃダメ!」石川よしあき、「キミ、そのヒゲはどうにかならんのかね!?」小野寺紳
p. 79 「石油のおじさん、タンクの栓が抜けとるで〜!!」上野智、「ある夏の暑い日」佐川光夫、「世界を股に掛ける男」長尾勉、「恐怖の受験地獄…か、か、顔まで脳味噌に……」長尾勉、「ホームシック」船越重子、「フィルム逆に入ってるの!」佐久間鉄朗、隔月刊・小説怪物広告

pp. (80-84) 広告

pp. (85)-91 スーパーパース
p. (85) 「牛野屋インド支店」、片上晴夫+旦昌弘
p. 86 「クラウンライタービル」、坪井泰彦、「走り過ぎた新幹線」、片上晴夫+旦昌弘、「人民寺院東京支部」、加藤順一
p. 87 「新宿新幹線」、加藤順一
p. 88 「世界的住宅難」、吉田良三、「新発売超大型冷蔵庫」、吉田良三、他
p. (89) 「(う〜ん、チョコレートまであともう少し……)」、加藤順一
p. 90 「グランドキャニオンの四代首領」、福田直美、「(なんだなんだ)」、加藤順一
p. 91 「スターダム1978」、横山新一

pp. (92)-(97) 「木村恒久のヴィジュアル・スキャンダル7 氷河期」、木村恒久

pp. (98)-100 「マッド・アマノのHOW TO パロディ6 政治の巻」、マッド・アマノ

pp. (101-102) 広告

p. (103) 季刊ビックリハウス SUPER バックナンバー

p. (104) 編集ノート、誌名改変予告


ページ数が印刷されていない場合にはカッコ内で表示。
個人による多数の投稿がうかがわれ、かつての諸作品は年月を経た後も投稿者によってネット検索がなされるかもしれないという点を勘案し、ここでは情報を比較的詳しく記載しました。
国立国会図書館大宅壮一文庫、あるいは米沢嘉博記念図書館をもとに2014年度の完成をめざしている明治大学国際マンガ図書館等も、

ビックリハウス
ビックリハウス Super」(別巻)
スーパーアート悟空/Gocoo」(別巻後継誌)

といった3誌の全巻を、今のところ収蔵していない様子だと思われます。当時、ゲリラ的に出版されたことを良く示している有様。特に国立国会図書館法の納本制度は守られていないわけです。
若い頃に熱意を抱き、当誌に原稿を投稿された方々にとってはたいへん残念な状態。改善が望まれます。

月刊「ビックリハウス」の簡単な書誌については以下の通り。

ビックリハウス
発行:パルコ出版
編集:エンジンルーム

第1号(創刊号):1975(昭和50)年1月~第130号(最終号):1985(昭和60)年11月;
第131号(復刊号):2004(平成16)年1月。

なお関連書として「ビックリハウス驚愕大全」(1993 [平成5] 年12月)の他、「BH」や「小説怪物」といったシリーズなども出ているはずです。他に、音版ビックリハウスというものもあるらしい。
当方はこれらについて知識を持っておりません。詳しい事情を御存じの方から御教示いただけましたら幸いです。