西本真一 エジ本
時として書誌の欧文特殊記号などを無視します
ラベル
度量衡
の投稿を表示しています。
すべての投稿を表示
ラベル
度量衡
の投稿を表示しています。
すべての投稿を表示
2017年1月5日木曜日
Imhausen 2016
›
この人の著作については、前にも Imhausen 2003 などでいくつか言及しました。古代の数学史を専門とする女性の方です。ヒエログリフも楔形文字も、両方読める人。たくさん執筆しています。 Annette Imhausen , Mathematics in ...
2015年3月30日月曜日
Michel 2014
›
古代エジプトの数学についての厚い本がまた出版されました。 全部で600ページを超えます。 ざっと目を通しただけですけれども、いろいろと示唆を受けました。購入しても損はないのでは。 約55ユーロという値段のようですから、入手しやすい価格です。 最新情報が全部...
2014年5月23日金曜日
Senigalliesi 1961
›
トリノ・エジプト博物館に収蔵されている古代エジプトのものさしを、厳密に測って報告している論文。古代エジプトのものさしを、たとえば"Egyptian cubit"といったキーワードを使ってインターネットで検索すると時々、参考文献リストの中で出会う論考です。 ...
2014年5月16日金曜日
Ordo et Mensura IV/V 1998
›
古代エジプトで用いられていた尺度については、一般向けにきわめていい加減な説明がなされている場合が大変多く、この点はいずれ正される必要があろうと案じています。 先日、 「計量学-早わかり(第3版)」 というページを見つけたのですが、冒頭に書かれていた古代エジプトの尺度についての...
2014年5月11日日曜日
Le Roux, Sellato et Ivanoff (éds.) 2004-2008
›
EFEO(École française d'Extrême-Orient)から出版された、東南アジア諸国の度量衡に関する研究書。 第2巻目の巻末には両巻に収められた論文の詳細な目次が掲載されていますが、これをタイピングするのは一苦労ですので、時間のある時に再度、...
2014年5月10日土曜日
De Bruyne 1982
›
オランダの美術館が企画した展覧会「古代エジプト家具芸術のかたちと幾何学」のカタログ。 M. Eaton-Krauss は古代エジプト家具の専門家でもあり、 彼女の執筆による JEA に掲載された家具に関する論文の註によってこの本の存在を知りましたが、ようやく入手することが...
2011年12月29日木曜日
Birch (ed.) 1737 [Works of John Greaves, 2 vols.]
›
クフ王のピラミッドに関する測量は、かなり古くからおこなわれていたようです。 でも外形ではなく、ピラミッド内部の計測となると、まったく別の話。 実測の結果に基づいて、オクスフォード大学の天文学者ジョン・グリーヴス( John Greaves : 1602-1652)は17...
2010年12月16日木曜日
Testa 2010
›
古代エジプトの古王国時代における棺を集め、寸法計画を分析した本です。木棺が8例、石棺が42例。 建築家である著者ならではの考察。CADを用いたカラー図版を用いながら、直方体を呈する棺の寸法と、キュービット王尺(1キュービット=52.5cm)との関連を探っています。 古代エ...
2010年6月26日土曜日
Hinz 1955
›
イスラームでも時代や地域によって度量衡が変わり、特に長さについて調べることは建築の世界では重要な作業となります。しかし、これが案外と見つけ出しにくくて大変。 それらの情報をひとつにまとめた薄い冊子です。 Walther Hinz , Islamische Masse ...
2010年6月25日金曜日
Jomard 1809
›
「エジプト誌」の全巻が、今ではネットで見られることについて、すでに Description 1809-1818 にて述べました。ナポレオンによる「エジプト誌」にはテキスト編も含まれており、ジョマールはここに論考を複数、載せています。 欧州に留学中の安岡義文氏による情報。彼...
2010年1月17日日曜日
Sakarovitch 1998
›
スペインのラバサ・ディアス( Rabasa Diaz 2000 (Japanese ed. 2009) を参照)と双璧をなす研究。扱われる時代も重なるところがあります。 ただ、こちらの方は建築書あるいは建築図面というものにこだわっているのが大きな特徴。最初の方で正投象・軸側...
2009年12月13日日曜日
Lepsius 1865 (English ed. 2000)
›
古代エジプトで使われた尺度について述べられた、きわめて重要な本。にも関わらず、本当は誰も詳しく読んでいなかったという奇妙な経緯があります。 初めての英語訳です。編者が最初に、「世界で初版が9冊だけ確認されている」と書いています。再版も出ていましたが、この英訳が出たおかげでレ...
2009年4月22日水曜日
Newton 1737
›
科学者のアイザック・ニュートンが古代エジプトのキュービットの長さを突き止めていたということが広く知られるようになったのは、 Michael St. John が編集し、 J. Degreef がドイツ語から訳したレプシウスの本が2000年に新しく出てからです( Lepsius...
2009年1月2日金曜日
Robins 1994
›
古代エジプトの美術を専門とする学者による書で、壁画に興味があるものにとっては基本文献となります。 Goettinger Miszellen や Discussions in Egyptology といった、比較的審査の緩い専門雑誌において多く考察を重ね、10数年経って集大成さ...
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示