西本真一 エジ本
時として書誌の欧文特殊記号などを無視します
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東南アジア建築
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2016年12月28日水曜日
Budka, Kammerzell, and Rzepka (eds.) 2015
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数日前にデパートへ行ったら、かつてと比べて人が本当にいないことにびっくりです。西洋建築史の授業では19世紀におけるデパートという施設の登場についてけっこう喋ったりしてきましたから、社会の状況を常に見ていないと本当にいけないのだなと改めて思いました。 故・清岡卓行の詩には、「デ...
2014年5月11日日曜日
Le Roux, Sellato et Ivanoff (éds.) 2004-2008
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EFEO(École française d'Extrême-Orient)から出版された、東南アジア諸国の度量衡に関する研究書。 第2巻目の巻末には両巻に収められた論文の詳細な目次が掲載されていますが、これをタイピングするのは一苦労ですので、時間のある時に再度、...
2014年3月26日水曜日
Narita 1990-1992 (Articles in Shihyo) / 成田 1990-1992(「史標」掲載論文)
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日本工業大学の 成田剛 氏が授業中に倒れ、そのまま亡くなったという知らせが伝えられた後、ひと月があっという間に経ちました。 未だに信じられない思いが続いています。 カンボジア遺跡の修復事業を手がけた JSA ( 日本国政府アンコール遺跡救済チーム )の現地所長として彼がシ...
2010年1月13日水曜日
Jacques (and Freeman) 1997
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カンボジア・アンコール遺跡の解説書はたくさんありますが、日本で出ているものは観光の紹介に偏りすぎていたりする本が多く、あまり使いものになりません。この本を書いているクロード・ジャックは、アンコール遺跡の編年研究に筋道をつけたG. セデスの弟子で、碑文学者。プレ・アンコール時代から...
2010年1月12日火曜日
Bruguier 1998-1999
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カンボジアに残存するすべての遺構に関し、情報の網羅をめざした基礎台帳。最も基本となる文献です。東南アジア建築研究に際しては必携の書。遺構名からも、また著者名からも文献資料を検索することができます。第1巻は著作リストです。また第2巻は遺構番号や遺構名から引くための索引集。 エジプト...
2009年7月29日水曜日
Clark (ed.) 2007
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カンボジアのシェムリアプに行くと、アンコール地域のクメール建築がたくさん見られますが、それらの中で、たぶん最も複雑怪奇な構成を呈しているバイヨン寺院に関する本格的な研究論文集です。数年前から予告されながら、なかなか出版されませんでした。 Joyce Clark ed., Bay...
2009年3月21日土曜日
Dumarcay 2005
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南アジア及び東南アジアにおける建造技法を図説した本。ボロブドゥールやバイヨンの建築報告書などを執筆したことで、著者デュマルセは名高い学者です。建築の目利きとして有名。 特に南アジア建築の技法を述べた本はきわめて稀で、注目されます。 概説を広く記すことに心が砕かれたようです。 Ja...
2009年1月31日土曜日
藤原 2008
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フランス極東学院によるカンボジアのクメール学研究史が興味深く語られます。幾人かの高名なフランス人研究者たちについては他の本でも紹介がなされており、また経歴を調べることも可能ですけれども、歴史背景を踏まえて大きな流れを辿ったものはきわめて稀。 藤原貞朗 「オリエンタリストの憂鬱: ...
2009年1月19日月曜日
Dumarcay et Courbin 1988
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フランス極東学院(EFEO)による刊行物で、これまで未発表であった図面を多数掲載している点は貴重。カンボジアのクメール建築遺構研究においては重要な本です。 Jacques Dumarcay, Documents graphiques de la Conservation d...
2009年1月14日水曜日
Dumarcay 1967-1973
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アンコール・ワットと並び、アンコール地域で注目されるバイヨン寺院に関する報告書。著者はクメール建築のみならず、広く東南アジア建築を知る重鎮。特に1970年代、彼はたくさんの報告書を刊行しました。どれもフランス極東学院による調査が重ねられながらも、報告書が出ていなかった遺構ばか...
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