西本真一 エジ本
時として書誌の欧文特殊記号などを無視します
ラベル
家具全般
の投稿を表示しています。
すべての投稿を表示
ラベル
家具全般
の投稿を表示しています。
すべての投稿を表示
2017年7月26日水曜日
Killen 2017
›
Killen はリヴァプール大学で博士号を 2012 年に取得しました。 意外なことに、タイトルには「家具 Furniture 」が含まれず、もっと広い用語の「木工 Woodworking 」が使われています。 博士号もエジプト学ではなく、歴史学の分野で博士号...
2010年6月16日水曜日
Wright 1962
›
「訳者あとがき」に記されているように、ベッドはもともと日本にはなかった代物ですので、"lit clos"(造り付けの箱型ベッド)だと言われても、すぐに具体的なかたちを思い起こせる人は少ないかと思われます。例えばディール・アル=マディーナ(デル・エル=メディ...
2010年1月18日月曜日
Croom 2007
›
古代ローマにおける家具の研究書。ポンペイやエルコラーノ(ヘラクレネウム)などの遺跡から見つかっている家具については Mols 1999 のところで触れましたが、ローマの家具全体を概観した本と言うことになると、類書がないように思われます。 著者はイギリスの地方にある博物館の学芸員で...
2010年1月8日金曜日
Linley 1996
›
そのままズバリ、「ヘンな家具」というタイトルがつけられた本です。常識の度を超した大きな家具、えらく緻密な細工が施された家具、またあちこちが可動で、ハシゴや引き出しが隠されていたり、机の天板が広がったりするもの、その他という内容。 David Linley , Extraordin...
2009年7月31日金曜日
Burchell 1991
›
古代家具の重要な本を出した Hollis S. Baker の家具会社の歩みを辿るとともに、それが同時に世界の家具史を語ることにもなっているという、風変わりな本です。 筆者は家具やインテリアを紹介する一般雑誌の編集を勤めた人。 Sam C. Burchell , A Histor...
2009年5月31日日曜日
Herrmann (ed.) 1996
›
古代の家具を調べようとするならば、本書は要諦。 20人以上ほどの専門家が集った国際会議の記録で、エジプト・西アジアにおける家具研究がものすごい勢いで並び、類書がまったくありません。 考古学を一般向けに紹介する Minerva 誌であったか、この会議の模様が短く報告されているはずで...
2009年5月30日土曜日
Baker 1966
›
古代家具に関する教科書で、基本中の基本。出版以来、40年以上経ちますが、類書がありません。偉大な書です。 こうした本に対し、ラテン語で"opus magnum"という書き方がされる場合があり、傑出した本に贈られる言葉。字義は「偉大な達成」というほどの意味。 H...
2 件のコメント:
2009年4月1日水曜日
Wanscher 1980
›
格式を備えた折り畳み椅子を世界中から探し出した奇書。古代家具の研究書としては H. S. Baker の本とともに必ず挙げられるといっても良い非常に有名な本で、類書がまったくありません。 「家具 オーレ・ワンシャー」のふたつの単語で検索するならば「北欧家具デザイン界の巨匠」と出て...
2009年3月14日土曜日
Rivers and Umney 2003
›
家具の修復に関する手引き書。 家具では木材の他に、皮革や布・紐・金属・貝・骨・象牙・石など、多様な材料が組み合わされる場合が少なくありません。 さらには塗装や彩画が施され、複雑さの度が格段に増します。ここに家具の特殊性があり、面白さが感じられるところです。 いくつかの家具には、動...
2008年12月26日金曜日
Mols 1999
›
ヘラクレネウムで見つかった家具の報告書ですが、古代エジプトの木工家具にも言及している文献。 家具史に関わるエジプト学者は、実は世界で数名いるに過ぎません。 H. S. Baker ベーカーによる古代の家具に関する重要な著作( Baker 1966 )が出された後、 G. ...
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示